Life is Beautiful ありのまま暮らす

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どうやったら歌手になれる?働きながら音楽活動をするか、仕事を辞めて音楽やるべきか?

こんにちは。ぷりんです。

今日は、音楽活動と仕事の両立について、話したいと思います。

 

私は今、クラブやバーシンガーとしてライブを月1-2ペースで行いながら、フリーランスでwebマーケティングの仕事で主な収入を得ています。

 

でも、少し前まで、

 

「歌が好きでやりたいけど、自信はない…」

「もう30代だし、難しいかな…」

「好きなことで食べていくにはどうしたらいいんだろう…」

「音楽と収入の両立はできるのだろうか…」

「理想のライフスタイルはどうやったら実現できるのだろうか…」

 

と悩みや迷いがありました。

今も、まだまだ試行錯誤中ですが、

ひとまずは、音楽と理想のライフスタイルの両立ができるようになってきたので、

やってみたことや、気づいたことをシェアしていきたいと思います!

同じような悩みを抱えた人の役に立てれば嬉しいです。何か質問があれば気軽にコメントお待ちしてます。

 

目次

 

まず、自分の目標、思い、理想のライフスタイルを見つけよう!

きっとこれを見ている方は、みんな音楽が好きで、歌や楽器に情熱を持っている人だと思います。

でも、人によって理想の生き方は違うもの。

「ステージで何万人の前で歌いたい!」って人もいれば、

「いい曲をつくってたくさんの人に聞いてもらいたい!」って人もいるし、

「ただ、音楽をやり続けられる環境があればいい」という人もいると思います。

 

まずは、自分の理想のライフスタイルや目標をみつけるところからはじめるのが大切。


私の場合は、

「20−30人の人が集まるようなアットホームな場で、アリシアキーズみたいなカッコいい格好雰囲気で弾き語りとかしたいなぁ。歳を取っても味が出るような」

「自分のメッセージを直接言葉や歌にして伝えてみたいなぁ」

「下手だけど付き合いで集まるようなライブじゃなくて、アメリカの人たちがやってるみたいな本物のカッコいいショーを作りたい」

というものでした。

 

それぞれの自分の本当の思いと向き合って、自分にとって幸せな状態はなんだろう、ということを言葉にしてみるのが大切だと思います。

 

そして、自分の現状と、理想との距離を測る

次に、自分の現状と目標の距離をはかります。

 

私は、2年前現実として、理想はあるけど、

「歌える場がない」

「楽器できないし近くにミュージシャンの知り合いいない」

「レパートリーがない」

「作詞作曲できない」

「歌のクオリティが微妙」

だったので、

 

理想を実現するために、まず、以下のことを行動していきました。

「歌える場を作るために、バーやイベントで繋がりを作る」

「セッションに出向きミュージシャンと知り合う」

「レパートリー増やす」

「作詞作曲を学ぶ」

「ボイトレや歌の練習する」

 

「作詞作曲」や「歌のレベルアップ」はまだまだで、一生向き合っていくことになると思います。

でもひとまず、ギャラをもらって月1−2のライブをすることができるようになりました。

目標と向き合って、現実の距離をはかって、「それを埋めていくには、どう行動すればいいの?」と考えて、コツコツ行動してみると、少しづつ実現していくものです!

この点は、音楽も、仕事や勉強など他のことと、あまり変わりないと思います。

 

音楽でお金は稼げる?試行錯誤の日々

バーやセッションなどに出入りするようになり、歌える場がいくつかできてきたところで考えるようになったのが、「音楽で食べていくことはできるのか?」という問題。バーやクラブなどのライブのギャラは、現実問題、1日数千円〜良くて2万円程度でした。

周りのシンガーやミュージシャンたちを見ていると、収入と音楽との付き合い方は、様々でした。

 

周りのミュージシャンはどうやって食べているのか

①講師業と両立

②ライブをほぼ毎日やって生活

③他の仕事を持ちながら、音楽活動

④音楽制作やレコーディングなどの仕事を受けながら生活

 

私の周りでは、①パターンが多く、所感では、収入の割合は、講師収入9:ライブ1のイメージです。

 

とにかく、現実的に音楽ライブをメインビジネスにするには、

「チケット代×お客さんの人数=収入」

「グッズ代×購入者の数=収入」

を上げていくことが必要です。

 

ファンがたくさんできれば、収入は増えますが、

現実問題、ミュージシャンは見たい聞きたい「需要」より、演奏したい歌いたい「供給」が圧倒的に多く、

容姿が良い人や音楽の才能が高い人以外の、ごく普通のプレイヤーが、ファンを多くつくり維持するのは、かなり大変な世界と感じました。

キャバ嬢的な営業をコツコツしながら、お客さんをつなぐシンガーたちもいます。

 

私の場合は、「たくさんのお客さんがお金を払っても喜んでくれるライブに将来的にはしたい、でも現実今のレベルはそうではないし、そのレベルに達するまではまだ時間がいる」と、「キャバ嬢的な営業をしながら続けるのは、私の理想ではない」、と判断したので、

メインの仕事は、他でして、食い扶持を稼ぎつつ、

音楽ライブは、「種として、人生かけてじっくり育てよう!」と決めました。

 

仕事と音楽活動を両立するには?

そこで、他で仕事をしなくてはならないわけですが、会社員、ニートフリーランス、それぞれで仕事しながら音楽と両立をした経験をお伝えしたいと思います。

これも、自分の目標と現実の距離や、理想のライフスタイルから、自分にとってベストな方法を選ぶのが良いと思います。


以下は、あくまで私の経験談です。

フルタイム会社員と音楽の両立

これは正直言って、私にとっては難しかったです。

 

残業なしや、プライベート重視の文化の会社をうまく選べば、両立できると思いますし、器用で体力がある人はできると思います。が、自分の場合は、広告代理店で、夜8時9時まで残業あり、しかも寝不足が大の苦手な性格から、なかなか練習や活動が進められませんでした。

仕事自体はやりがいあって楽しいものの、音楽活動はおざなりになっていきました。

できても、週1練習やレッスンやライブに行ったり、セッションに行く程度。家事もあったので言い訳ばかりで、活動が進まず、「あれ、私は何がしたいんだっけ?」とふとしたとき、自分はシンガーに憧れていたことを思い出す程度で、仕事がメインの生活になりました、、、。

 

日本の普通の会社では、正社員は残業あり、付き合いの飲み会などあり、精神的な疲弊あり、通勤時間のロス、マインドが自由でなくなる、など、アーティスト活動とは両立しにくい要素が多いと思います。

 

でも、理解ある良い会社で働き、仕事と音楽を両立させているアーティストもいますので、自分の目標や、理想のライフスタイルと向き合った上で選択すべきです。

 

無職ニートで音楽活動

これも、自分にとっては難しかったです。

 

なぜかというと、時間はいっぱいあるのですが、なぜか常に不安が襲ってきます。

朝から音楽に集中する時間があるのに、なぜか気持ちが進まない。お金の不安が心の奥底にあって、朝から作曲や勉強などをする気持ちにはなぜかなれず、いつももやもや、考え事ばかりして時間を無駄に使ってしまいました。

時間にメリハリが作れず、バーやイベントなどに行ったり活動することも、お金を使うからと、セーブする気持ちになってしまい、出会いも少なく、悪循環になってしまいました。

 

また、音楽活動は、仕事と違って、すぐに成果や結果が出るものでもありません。練習したからって、来週できるようになってるもんでもないし、きっと何年かかかります。練習や制作は孤独な作業なので、すぐに誰かに褒められたり、認められるものでもありません。

なので、毎日毎日同じことをして、誰からも認められず、やってもすぐにはできるようにならないし、むしろ家族からも「毎日何してるんだ?遊んでないで稼げ」「うるさい」などと非難されます。

「あれ自分は毎日何をしてるんだろう…」「誰からも必要とされてない…」「生きてる意味は…」と夜中に一人迷いの底にいってしまうことも。

 

性格にもよるのかもしれませんが、私はなんだかんだ、お金が入るとわかることをやっていたり、誰かに少しは役立ってたり認められる場所がないと、毎日が不安で音楽に集中できませんでした。また、お金をセーブして外に出ないと人と会わなくなってしまい、人と会わないと音楽へのモチベーションが下がる、という悪循環にもなってしまいました。

 

目標が高く、音楽一本に集中する時間がないと実現できない人や、強固な精神と自分を信じる力を持った人であれば、良いと思いますが、

ごく普通の、私のような臆病な心を持つ人にはおすすめできません。

 

フリーランスと音楽の両立

今のところ、これが一番うまくいっています。

フリーランスで、前の会社のスキルを使い、ネットで仕事を受注しながら、仕事量をなるべく減らして、音楽活動の時間をつくっています。

そうすることで、収入もあるから、外にも出かけられるし、一応周りにも、「自立しながら好きなことをやってるんだ」、と言えるという気持ち的な安心感があります。

なんだかんだ臆病です。笑

仕事があって、お金の不安もさほどないので、音楽活動に打ち込む不安もなくなります。

たまに、ライブの直前にたくさん仕事が入って、練習時間が思ってたより減ったり、家事ができなくなってイライラすることはあるけど、

正社員時代や、ニートよりは、うまく回っているな、という気がします。

 

フリーランスのメリットは、「仕事の時間、量、場所、収入」をコントロールできるところです。なので、音楽活動など、何かやりたいことと両立するには向いています。他にも派遣社員も同様に、仕事時間、量をコントロールしやすく、時間単価が高いのでおすすめです。

 

結論

働きながら、音楽活動をするか、仕事を辞めて音楽をやるべきか?

ベストな選択は、人によってそれぞれ違います。

ベストな両立方法を見つけるには、

まず、「自分の目標や理想のライフスタイル」と向き合い、

「現実の自分との距離を見極め」、「今すべきことを洗い出すこと」。

その上で、音楽活動にどのくらいの時間とお金が必要か、それに合った仕事の仕方を見つけるべきです。

だいたい、自分にあった方法の目星をつけたら、GoogleTwitterなどでそれをやってる人を検索してみたり、自分の理想のスタイルに近い人のブログを読んだり聞いてみたりして、まずはやってみる!これがおすすめです。