会社員を辞めて田舎フリーランスになるまでにやったこと。実際の仕事内容や収入など。
田舎フリーランス歴だいたい2年くらいの私が、
会社を辞め、田舎フリーランスになるまでにやったことをざっくり紹介したいと思います。
私も会社を辞めるまでは、フリーランスの知り合いもいなかったし、
色々どうしていいか困ったことがあったので、
「会社を辞めたい人」や、「フリーランスになりたい人」、「田舎移住したいけど仕事どうしよう…」なんて人に参考にしてもらえればと嬉しいです。
足りないところや聞きたいことがあれば、ぜひコメントください。
目次
私がフリーランスになった理由
元々、会社員の生活や、グループ行動人と合わせるのが苦手というのもあって、
独立にあこがれていました。が、漠然とどうしたらいいかはわからず…でした。
でも、東京での会社員時代、通勤電車がストレスだったり、残業が多かったり、疲れてご飯をまともに作れない、家も荒れ放題の不健康な生活が続き、嫌気がさしてきて、
「健康的に、好きな場所で好きなことを仕事にできたらいいなー」と思いはじめました。
そこで、夫が地元に帰りたいと言い出したので、私は自然や海の近くが大好きだし、「これは良いタイミング!」ということで、会社を退職し、移住して、フリーランスになりました。
田舎フリーランスになるまでに準備したこと
webデザイン学校に通う
正直、どんな仕事ができるかわからず、はじめは、想像と試行錯誤でした。
まず、在宅フリーランスといえば、ランサーズやクラウドワークスでもたくさん人手の募集がある、Webデザインやエンジニアが良さそうと思いました。
この辺のスキルがあれば、食べていける?と簡単に考え、
デジハリなど色々体験に行き、私に合ってるように感じた学校に仕事しながら通いました。
テクノロジーよりも、デザイン面で強そうで、業界で大きい仕事をしている著名クリエイターのワークショップが無料参加できるのが魅力的に感じ、こちらの学校に決定。渋谷にある通学の学校でした。毎週日曜を半年だったので、仕事との両立は結構骨折れました。
ちなみに、デジハリなどではオンラインもあるし、探せばYoutubeやSchooなど、無料や安くオンラインで学習できるものがあるので、続ける意思と気合が十分な人はこれで良いと思います!
私は本などはいっぱい買ったけど、モチベーション続かず、結局独学ではダメでした。
元勤務先に仕事もらえないか交渉
それから、元勤務先に、退職後何か仕事をもらえないか交渉しました。小さい会社だったので、社長に直接移住してもできる仕事を何かもらえないかお願いしました。その後お互いの希望条件のすり合わせを数回会議して、記事やバナー制作などいくつかの仕事をいただけることになりました。
移住すると、会う機会が減ってしまうので、やはりお互いのことを理解している相手や信頼関係が既にある相手は大切にしなきゃなぁと感じます。
フェイスブックなどでフリーランスになったことを伝える
元勤務先繋がりで出会った方々にも、フリーランスになること、私ができることをフェイスブックなどを通して伝えました。そこから、お仕事をいただけることもありました。
なので、今の勤務先や過去の同僚などの繋がりは大切にすること、自分がフリーになったことやできることを伝えておくのはやって損ないと思います。
田舎フリーランスになってから、約2年間でやったこと
Web制作のお仕事
勤務先繋がりなどから、制作の仕事をいただけ、月20万円前後をうろうろしながら、なんとか食べていきました。
しかし、web制作の仕事は、需要はあるものの、単価が下がってきており、クライアントのweb知識が少ない場合には、フォローや説明に膨大な時間を要したり、何度も修正が入ったり、効率の悪い仕事になりがちでした。(私のスキルと経験不足もありますが…)
「web制作の仕事は労力の割に収入が少ない…」
私の所感では、今web制作の仕事は最低限のスキルがあれば受注できますが、労働時間対売上は多くなく、本当にデザインやエンジニアの仕事が好きや得意で磨いていきたい人や、予算の大きいクライアントに直接営業して受注するような働き方がOKな人でないと、あまり向かないかなと思いました。
そこに気づき、やはり自分で何か仕事を作らなくては…と思い始めました。
アフィリエイトサイト
そこで、占いのアフィリエイトサイト作成に挑戦しました。1-2万円の成果が発生しましたが、自分の興味のない内容をコツコツまとめて記事を書くのは、向いておらず、数ヶ月でやめてしまいました。
メルカリ転売
次に、メルカリ転売。きっとネットで仕事を始めるみんながたどるコースですねw
好きだったコスメや健康食品をebayなどで購入し、メルカリで転売するというせどりをやっていました。これが上手くいき、月10万-20万はこちらで上乗せできるようになりました。
「商品数を絞れば、制作よりも、手間も少ないし、イケそう!」
中国輸入販売
そう思い、次はスマホグッズを中国からネットで輸入し、メルカリなどで販売する中国輸入販売を始めました。これも小規模ながらも上手くいき、月50万円程度は上乗せできるようになりました。今は良いツールがあるので、面倒な作業も月1万円程度払って自動化でき、効率良く収入になっていました。
しかし…メルカリのアカウントが、大量出品等の理由で停止されてしまいました。別のアカウントでもチャレンジしましたが、停止とのイタチごっこで、疲れてやめてしまいました。
それから、アマゾン、ヤフオクなどに行きますが、主力だった商品の価格競争が激しくなり、結局中国のセラーが直接販売するものに勝ち目はない…と、中国輸入スマホグッズの販売は一旦撤退してしまいます。
そして今
そして今はまた、web制作をしながら、好きな歌や音楽のことを仕事にしていきたくて試行錯誤している日々です。
これからフリーランスになりたい人へ
私は、会社員時代は働き方のことばかりを考えていました。
「今の日々がストレス。もっと自由に生きたい。」
「どこでもいつでも仕事できるようなって旅に出たい、自由な時間が欲しい、ご飯を毎日つくって、ジムに通って、おしゃれして、家のことをちゃんとできるようになりたい。」
そんな働き方は、計画を立てながら実行すれば、必ず手にいれることができます!
でも、それが手に入ってみると
「で、私は何がしたかったんだっけ?」
「私はなんのために生きてるんだろう?」
「どこに向かいたいの?」
と思いはじめます。
贅沢な悩みかもしれませんが、
フリーランスになってみると、何もかもを自分で決められて好きにできる反面、「自分が心の底からやりたいこと」や「ありたい姿」と、しっかり向き合ってそれに沿って生きることが、「働き方」よりもっと大切だと気づきました。
なので、ぜひ、「どんな働き方がしたいか」、「どうやってフリーランスになるか」、「何なら稼げそうか」を考えるよりも先に、「何がしたいか」「どうありたいか」と自分の心の奥底と向き合う時間をとってほしいな、と思います。
私も道半ばですが、もっと、自分が本当にやりたいこと、ありたい姿と、これから向き合っていきたいと思います。
まずは、「できること」で稼いでいたところから、
「したいこと」「好きなこと」で少しでも誰かのためになれるように!