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「学校がめんどくさい」はどうしたら?子どもの不登校の理由・原因・対処法。

こんにちは。

今日は子供の不登校について、お話したいと思います。

 

ちなみに、私は、中学〜高校まで不登校児。でも、そこから大学を一般受験で合格し、一部上場企業に就職もできていますし、そもそも会社員以外で食べていく道もたくさんあります。結論、不登校だからって、将来を心配する必要は、全くありません。

そもそも、子どもの個性は人それぞれなので、近所の学校の仕組みや文化に合わない子がいて当然。

今個性の活かし方はさまざまあるので、「学校に行くのが当たり前」で、「学校行けないのがおかしい」という価値感を無くし、他人や社会と比較せず、1人の人間である子どもの考えや生き方をまず認めてあげてほしいと思います。

 

目次 

 

私の不登校事情

私は、中学〜高校まで不登校でした。中学は送り迎えがあれば午後からは少し行っていたものの、髪や服装が非行っぽかったことから、クラスからは隔離され、別の部屋で勉強していました。

高校は、半分くらいは出席していたものの、授業のペースが合わなかったり、意味を感じず、ずっと別の内容を自分で自習していました。

それに、あまり意味のない規則や子どもを対等に見ない強制的な指導方法にも疑問を感じ、従わなかったのでよく先生とぶつかっていました。

こんな子がいたら、先生は困りますねw今思えば、大変迷惑をかけました。

単位は、学校の掃除を夏休み一人で行ったり、雪かきを行ったりで、多少融通してもらい、卒業をすることはできました。

 

私が不登校だった理由

当時、私が不登校だった理由は、さまざまな理由がからみあい、複雑なものでした。また、10代の頃は自分の考えを伝える力が乏しく、親や先生や友達とは、違った価値感だったため、自分の考えがうまく伝えられず、理解してもらえないことに、もどかしさや怒りを感じていました。

 

そこで、

「朝起きられない」

「学校に行くのがめんどくさい」

 

と表面では言っているし、確かにそれも起きているんですが、

 

その奥底には、こういった思いがありました。 

「学校の制度や文化と、自分の価値感が違いすぎる」

「なぜ周りと合わせないといけないの?みんなやりたいことも個性も違うのに。なぜ合わせない人は、まるで囚人のようにはじかれるのだろう?」

「なぜ、目標も見えない中勉強し、毎日学校に通い、テストの点数で比較されるの?」

「なぜ、学校に行くことが強制されているの?自分の時間の使い道は自分で決めるんじゃないの?」

「なぜ、〇〇をしてはいけないの?それは誰かが決めることじゃなくて、自分で決めていいことじゃないの?」

 

今でも、その考えはあまり変わっていません。「目標は自分で決めるもの」「時間の使い方は自分で決めるもの」と思っています。

地域の学校は、「決められたことをやる」「決められたことができない人は排除する」集団主義の文化や価値感があり、その価値感が合わず、個性を押し込められたり、ストレスを感じている子どもは、たくさんいます。

 

子どもが引きこもる理由

不登校児は引きこもる子も多く、私も部屋から出ないことが多くありました。

 

なぜかというと、「自分が認められない」、「居場所がない」からです。

 

上のような子どもの主張は、「あなたがおかしい」、「未成年なんだから親や学校に従うのが当たり前」、「義務教育なんだからこうしないといけない」、とことごとく否定されます。

学校からも親からも、「この子は普通のことができない、変な子だ」、というレッテルをはられ否定されます。子どもの意見や考えを素直に聞いて、認めてくれる大人は、近くにいません。

だいたいの大人は、「でもルールはこうなんだよ」「こうしないとあなたの将来がダメになるよ」と説得してこようとします。

 

そうすると、子どもは、そういった人との接触はストレスなのでさらに拒み、より自由な考えを持った人がいるネットの世界や夜や非行の世界に居場所を求めるようになります。

親の対応、良かったこと、悪かったこと

私の親は、昭和生まれの普通の価値感を持った父母。「学校に行けない子なんておかしい」、「学校に行くのが普通だ」、「学校に行ってほしい」「うちの子は恥ずかしい」というような価値感をはじめは持っていました。

なので、学校に行かせるよう朝起こしたり、送り迎えをしたり、精神科に連れて行ったりしましたが、私が頑なだったため、途中からは諦め、ただほっといていました。

 

親がしてくれた対応の中で、一番良かったことは、

「ただ子どもの言うことややることを認め、否定も肯定もせず、ほうっておく」

でした。

子どもは学校からも否定され、味方がいません。親だけは、子どもの考えを、一人の人間として否定せず聞いてあげてほしいと思います。

決して指導したり、自分の価値感を押し付けず、ただ子どもの考えをそのまま受け止めてあげてください。そうすれば、そのうち子どもの方から、こうしたいなどの気持ちが出てくると思います。そのときには、選択肢を調べて手助けしてあげるなどのサポートをしてあげてほしいと思います。

 

逆に、悪かったことは、

「過度に干渉したり関わろうとする」

ことです。

子どもは周りに否定されたり、自分にも自信をなくしたりしていて、過敏になっている時期です。過度に干渉されたり、様子を気にされたり、腫れ物に触るように扱われると、より居心地が悪くなり、家からも逃げたくなってしまいます。そうなると、家からも居場所をなくし、非行に繋がりやすくなります。

 

不登校の子どもに、どう接するべきか?

①まず、子どもの話を聞く。否定も肯定もせず、そのまま意見を認める。親や社会の価値感で説得しようとしない。自分だけは、子どもがどんなことをしても味方でいる。

②過度に干渉しない、適度にほうっておく。

③子どもが何かを求めてきた時は、選択肢を調べたりできる範囲でサポートしてあげる。

 

子どもの個性はそれぞれ。まずは親が、「学校に行くのが当たり前」という先入観をなくし、「うちの子はうちの子、学校が合わないだけね」、「うちの子の個性を活かせる他の道に行けばいいだけのこと!」と受け止めてあげてくださいね。

 

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それでは、今日も皆さんにとって健やかな1日になりますように。