Life is Beautiful ありのまま暮らす

自分らしく生きたい人を応援したい。海の近くの田舎でのんびり暮らし、音楽、生き方、働き方、美容のことなど。

田舎移住のデメリットとは?「男尊女卑」や「年功序列」がまかり通ってる地域も

女を縛り付ける男、

年下を縛り付ける年長者、

そういったものに、私はいつも怒りを感じる。

 

私は今、日本の田舎に結婚して、引っ越してきたのだが、

やはり、いつも怒りを感じるのは、

その土地の古い文化や価値感の感覚。

 

日本の地方は、自然豊かで、食資源もたくさんあり、

土地も広く家賃も安くて、気候もおだやか、人も良くて、

生活にさほどお金もかからないし、

何かを作ったりしながら生きて行きたい人が、住むにはとてもいい。

 

でも、日本の田舎特有の「男尊女卑」や「年功序列」という価値感だけは、

どうも受け入れられない。

 

女性が自由に仕事をしたり、発言をしたり、家庭のことを分担したりできない、

若い人がのびのびとアイディアを発言したり、実現できない、

自分の意思に反しようと、男や年上に従わなければいけない、

という状況は、田舎であろうが、都会であろうが、どこの国であろうが、会社であろうが、

絶対に良くないし、変わっていくべきだ。

 

例えば、

田舎の家では、集まって飲み会などとなれば、男達は皆座って酒を飲み、女に「あれとってこい、これもってこい、俺に恥をかかせるな」、というような男尊女卑が今もある。

それは、それでそこの土地の文化なんだろうけれども、

20代、30代でそれなりに教育を受けてきた女にしたら、

それは「えー!!!さすがにおかしいし、古すぎじゃない?!」って感じる。

 

若い人や、女が意見を言ったり、自分の価値感に沿った行動を取ると、

年長者から「あの子は失礼だ」といったようなことを言われたり、「こうするのが当たり前でおまえがおかしい」と頭ごなしに否定されたり、嫌がらせのような発言をされたりする。

周りの人たちも、明らかにモラハラ的なことが起きてても、年長者や、男の意見に同意し、「みんなと同じようにしてないあの子がおかしいよね」、的な、

発言力の強い人や、男たちに抗わない環境になってしまっている。

抗えば、自分も村八分にされてしまうし、嫌われたくない。小さいグループや繋がりの中で仕事や人間関係が成り立っているからこそ、本心を言えない、力に抗えない体質になってしまっているのだろう。

 

そういう環境は、田舎のとても良くないところだと思う。日本の古くからある大企業にも似たような体質があると思う。

 

田舎は、住むには良いが、地元コミュニティの価値感や文化と、

外から移住してくる人の価値感や文化の溝は、やはり大きい。

その土地によると思うので、もし移住を考えている人は、その点は事前にその土地の人と触れ合ってみて、その文化が自分の価値感と違和感がないか、は必ず確かめて見たほうが良い。

 

日本の古い地域には未だに、とても昔ながらの価値感で生きてる人たちがいる。

 

・違うものや目立つものの排除、出る杭は打つ

・発言力が強いものが弱いものを封じ込める

・男や年長者の言うことが絶対

 

 

だから、私は、こういう人たちとはなるべく距離をとりつつ、

迎合しないで、おかしいことはおかしいと言っていきたい。

村八分にされても、別に困ることはないので、、、

 

 

それに、同じように思ってるけど、直接は言えない女性たちや若い人たちや弱い立場にいる人たちと、一緒になって、何かを変えていきたいなと思う。